菅笠は、いずれも直径が丸いのが特徴

福岡で製作する菅笠は多種にわたります。
古くから角笠、富士笠、大野笠、胴深笠、三度笠、次郎長笠、妻折笠、市女笠などがあり、れぞれ顧客の希望で3㌢刻みの直径の笠骨をつくり、カサスゲで縫い上げます。
半世紀ほど前からヘルメット帽、近年では乙女笠(鍔に大中小)、細骨のマカロン、六角形の六方など新作があります。
お土産用の豆笠も根強い人気があります。
いずれも基本的に100年以上変わらない伝統の技を守っています。

軽量で日差しをカットしてくれるだけでなく、風通しがいいので涼しい。

水に強いので、雨や雪の日でも使えます。泥水もはじいてくれますよ。

さっと汚れを落として、風通しのよい場所に掛けておくだけで大丈夫。

角笠 つのがさ

農作業用の基本形。普通、山形を角、山の深いのを立山、低いのを浅山と呼ぶ。通常、小さいもので直径1尺3寸(39㌢)、3㌢刻みで麦屋踊りには1尺9寸と1尺10寸を使う。

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富士笠 ふじがさ

農作業用の基本形。頂部が富士山頂に似せて竹骨を焼き曲げて平になっている。1尺4~5寸が多い。

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大野笠 おおのがさ

玉子(たまご)とも呼ばれ、全体を横に見ると緩い半球形。

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胴深笠 どうぶかがさ

外縁の近くが深めに丸みを持っており、より日除け・雨除け効果がある。

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三度笠 さんどがさ

東海道五十三次の飛脚が愛用した。旅人が好んだとも。家康ゆかりの遠州・大念仏踊りの定番。

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次郎長笠 じろちょうがさ

直径が最大で清水次郎長がつかったとも。TVドラマ「木枯紋次郎」で有名。

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市女笠 いちめがさ

笠の中央がとんがっているのと台形のものがある。平安のお姫様愛用というが、市場へ買い物に行く女性用との説も。製作には笠骨、笠縫いとも最高難度が求められる。

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ヘルメット笠 へるめっとがさ

外縁がやや楕円形の帽子。戦時中はその形から「飛行帽」とよんだのが原型。頭の黒い当て物を赤い糸で飾るものもある。

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おしゃれ帽子

平成26年度におしゃれ帽子として開発。大・中・小がある。染めスゲでリボンを作り好評。

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マカロン まかろん

おしゃれ帽子のおしゃれ度を高めた発展系。前後で反りを変えた超難度の帽子。全体を染めスゲで縫い上げるのが特徴。黒、橙、緑などフランス菓子に似たところから名が付いた。

参考商品

六方 ろっぽう

菅笠の基本・丸形を超え、外輪竹を六角形に仕上げた初製品。竹骨が極細の上、頂部の六角をずらしたデザインが斬新である。

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花笠 はながさ

赤い縁取りに赤い造花を六個あしらっている。径34㌢。縫い糸は緑。全国のイベント用で年間を通して注文がある。

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円座(えんざ):スゲ製の丸い座布団。大小がある。

スゲ小物:コースター、名刺入れ、カードケース、ブローチ、ピアス、干支置物など。染めスゲを活用しているものが人気。

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:北陸の厳しい冬を越す福岡の菅は、全国でもトップクラスの品質をほこり、全国各地に納品されていきます。
この良質な菅をつかって、インテリア用品をつくることもできます。

染めスゲ:菅笠は今もなお進化しています。
通常、カサスゲは汚れをはじく特長を持っています。泥水のみならず草木の染めも受け付けません。そんななかで新製品開発に合わせて菅一色の菅笠をカラフルに出来ないかと提案があり、平成26年、県と高岡市の共同研究の結果、クラフト染料により20色ほどの染色に成功しました。
染めスゲは、通常と同様、特別な手入れは必要ありません。

菅の販売を希望される方は、振興会へご相談ください。
また、菅を使ったオーダーメイド品のご相談も受け付けております。

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菅笠についてもっと詳しく  

※越中福岡の菅笠製作技術保存会のページに移動します。